2000.12.5

ツアー初日、大阪厚生年金会館のライブに行って来ました。アルバム発表前なので、大半が知らない曲ばかり、初日なのでハプニングだらけ。まずは珍道中からどうぞ。

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午後15時半、りんごちんと共に地下鉄で会場へ向かいました。すると、地下鉄のホームで聞き慣れたメロディーが、、、
「プップップ、ププープーププ、プププップップップ、プップップップ、、、」
私の携帯の着メロ、単音へぼへぼGETWILDでした。「大阪ってすごいなー!地下でJ-PHONEに電波届くんだ!」と感動しながら、電話に出るとボヤッキーさんでした。ボヤッキーさんも今会場に向かっているとのこと。後で会う約束をしていざ会場へ!最寄りの四つ橋駅を出ると、そこはあまり開けていない平凡な町並み。
 16時、会館の前の公園が見えてきました。どこの町でも見かけるおじさんやおばさんがくつろぎ、ほのぼのとした空気が流れていました。「まだみんなきてないのかな、、、」なんて話していると、そのふつうのおばさんが歩いてきて
「チケット余ってない?」
え!?ダフ屋だったの!?あまりにも風景にとけ込みすぎててびっくりしました。そこにいた人ほとんどすべてがダフ屋さんでした。町の人がみんなゾンビに化けて襲ってくる、マイケルジャクソンの「スリラー」を思い起こしました。
 ゾンビを振り切り、会場の入り口に行くと、そこにはなにやら列ができていました。「もしや!」と思い、とりあえず急いで列に参加。やはりグッズ販売の列でした。前回の横浜ライブでも16時半で場外販売が終わり、場内で買うのは至難の業だったので、今回は早めに来たのです。大正解でした!新曲のシングルCDも、送料抜きの値段で売っていて、りんごちんが「ねらいどうり!」と、大喜びで買っていました。

今回のツアーグッズは、ツアーパンフ(2500円くらい)、携帯ストラップが3色(1500円)、Tシャツが3種類くらい(2,3千円)、マウスパット(1000円)、ビニール袋(500円)、先着10個限定のジャンパー(2万2000円)、シングルCD3曲(それぞれ1000円)。
携帯ストラップかマウスパットを買おうと思っていましたが、いまいちだったので買いませんでした。もっとお金持ちになったら買いたいです。パンフもりんごちんに買ってもらいました。これは見応えあります!中のコメントがかなり重要!なにはなくともこれだけは買いましょう。

 で、そうこうするうちにボヤッキーさんも到着。CAROLのBBSのひろさんにも会いました。その相方のお美しい女性と、りんごちんと、合計5人で開場まで寒空の下ぶるぶる震えながらお話しました。ボヤッキーさんはTKJLのチャットで知り合った人が相方で、「こなかったらどうしよ、こなかったらどうしよ」と連発してました。無事に会えて良かったですね。しかも結構お美しい女性!その後の展開が気になってます(笑)
 18時前係員に、『玄関から公園にかけて細長く並んでください!ほ・そ・な・が・く・な・ら・ん・で・く・だ・さ・い!!!』と妙な命令をされ、ひたすら待ちました。会場の準備がまだできていないとのことで開場が予定時刻から大幅に遅れ、みんながカチカチに凍る寸前、親子連れの子供はすっかり寝込んでしまった頃、約30分後くらいに会場に入り始めました。

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〜『TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUNDsupported by ROJAM.COM』〜
in 大阪厚生年金会館

うろ覚えレポート!アルバム発表前だったのでかなり間違ってる可能性アリ!ごめんね。

テーマに沿った、昔のTMの曲も演奏されました。ニューアルバムからは全曲演奏されたような気がします。まだ発表もされてない曲が何曲もあって、どれがどんな名前の曲かわかんないのではっきりしません。ただ歌詞にでてきたフレーズが、新曲のタイトルの中にあった単語に聞こえたので、「おそらくあれがこの曲で、その後やったのがこの曲で、、」と、数えると何となくそのようです(爆)

待たされて凍ってたFANKS達が会場席のあったかい暖房で解凍されると、期待と興奮でぞわぞわ、ざわざわ。今回の会場はTMのライブにしては小ぶり。だからどんな席でも異常に近い。「近いよ〜!近いよ〜!」とひとしきりはしゃぎ、舞台を見ると白い緞帳(どんちょう)。「厚年の幕ってこんなだったっけ?」と昔の記憶をたどっているところで暗転、、、

その白い幕に海が映る。「ざばー、、、ざばーっ、、、、」
近づく。どんどん近づく。はいるのか?はいってしまうのか?あ〜〜〜
「ごぼっごぼごぼごぼ、ごぼ」
入っちゃったよ!どうなんのよ!?
「ピーーーーーガーーーーーーーッッ」
なにっ?
「ズンチャ、ズンチャ」
曲の始まりと共に幕が透けた!メンバーが見えた!
幕が半分だけ上がる。そこで、幕と言うより、プレートであることがわかりました。
透けたり曇ったりする。そこにいろいろな映像が映し出される。
1984から2001への数字のカウントダウンとか、歌詞の一部やメッセージ的な言葉が。
そっちも見たいしTMも見たい。どこを見ていいかわからず動転してしまった。
プレートは一番上まで上がらない。下がるときは斜めに下がる。これって故障?演出?

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WORLD PROOF

IGNITION,SEQUENCE,START

Still Love Her

MAJOR TURN-ROUND
/FIRST IMPRESSION/SECOND IMPRESSION/THIRD IMPRESSION

PALE SHELTER(かな?)

CUBE(かも?)

WE ARE STARTING OVER

ELECTRIC PROPHET

MASSAGE

ーーーーーーーーーアンコールーーーーーーーーー

(MC)

TIMEMACHINE

(MC,メンバー紹介)

GET WILD

TIME TO COUNTDOWN

最後に小室さんいつものショーたーいむ!いつものショルキーがないなーと思いきや、でっかいキーボードずりずり引っぱり出したーーーーー!!!しかもコードついたまま!
ひっぱってる、ひっぱってる!
コード引きちぎろうとしてるーーーーー!!!
初日なので思いつきっぽかったです。スタッフあわててました。

開始まで待たされた理由、舞台装置のトラブルだとか言ってました。あれだけ大がかりな舞台ならトラブルもあるでしょうね。あとで聞いた話によると、斜めになって多のは故障だそうです。しかもメンバーがMCで「今日初めて全部通してやった。緊張した。」とか言ってたし。もー、小室さんいっつもそんなんやんか(笑)うまくいって良かったね。TMとあのメンバーだからできたんだろね。

ライブの感想は、むっちゃよかったです!期待以上のすごいライブ!ノリではなく、内容で勝負!
たぶんTMファンに多いような、内にこもりがちな若者たちへ向けたメンバーからのメッセージだと受け取りました。おざなりの表面的な慰め言葉ではない本当の気持ちを、核心をついたような、、
そんな強いメッセージに、心打たれました。若い人が聞いて、心の闇を、取り払ってくれたらいいなと思いました。
他のアーティストにはできない、大人になったTMだからこそできる、深み、暖かみ、強さが表れていたと思います。
もちろんノリノリな場面用意されてましたよ!選曲、ステージング、パンフレットに書かれたメッセージ、すべて、
未だにいろいろ考えさせられてます。あ〜アルバム聞いてからのライブも行きたい!!! 
今後のTMNETWORK、とても楽しみです。21世紀が待ち遠しくなりました。

 

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