Report

2008.05.18 TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS in Zepp Osaka

今回もあまり正確ではありません。さすがに細かくは覚えていないので。

■入場 『WAR TEACHERS』

曲が流れ出し会場が暗転しライブ開始です。
ステージ左から小室さん、木根さん、それにサポートメンバーの北島健二さん・そうる透さんが入場してきました。

■1曲目 『COME ON EVERYBODY』

イントロが流れ出しウツがステージ中央に登場。歓声が沸きあがります。
ウツが会場のノリを確かめるように振りの手本を見せそれにあわせて会場が一体になっていきます。
1コーラス、2コーラスが終わり間奏に移っていきます。
で、最初の小室さんの見せ場で、「うぃ~ん」と音程のずれた音が・・・
ただ、このおかげで会場の空気が一気にやわらかくなりました。
これも「小室マジック?」(死語)
アレンジはシンセ音が原曲よりノイズが混じった音になってましたね。

■2曲目 『ACTION』

TMらしいイントロが流れ出し、その音にそうる透さんドラムが重なっていき、ウツの低い渋い声が重なっていきます。
CDの整理された響きもよいですが、やはりライブの臨場感の中で聞くと違いますね。
原曲はシンセとアコースティックギターですが、北島さんのギターが入って格段にかっこよく聞こえました。

■3曲目ALL-RIGHT ALL-NIGHT

おなじみのコンピュータ音のイントロが流れ出し曲が始まりました。
間奏で木根さんと北島さんでギターの競演が印象的でした。
で、この曲の途中でウツが歌詞間違いました。でも、やっちゃったって感じの照れくさそうな仕草がよかったです。
ライブで聴くと盛り上がる曲ですね。

■MC

地方公演は今日が最後という話題から入りましたが
突然小室さんが「今日は帰るの?」とウツと木根さんに質問。
と思ったらアンコールの時に小室さんが着ているシャツと同じシャツを着ている観客をみつけて喜んだりと
全然脈絡のないMC。
で、次の話題はミッキーマウス。どうやらウツが直前にテレビを見ていたらしく、それに神戸に来ているミッキーが出ていたというので、
ミッキーは一人のはず?じゃぁ今はディズニーランドにはミッキーはいないはず!と。
木根さんが番組でミッキーと一緒になったことがあったみたいで、「その時はディズニーランドにはミッキーはいなかったんだ」とウツ。
すると木根さんが(適当に)ディズニーランドの方を指差し、顔を左右にブルブルブルッ。
とどめは小室さんがフロリダのディズニーワールドにはいっぱいミッキーがいるよと発言。
じゃ、ミッキーには兄弟がいっぱいいると。そうおそまつくんのように。。。。。。
という感じで相変わらず漫談のようなMCでした。

で、MCが終わり次の曲へ。

■4曲目 『TEENAGE』

印象的なイントロで曲が始まりました。
アレンジはほぼCDどおりでした。
やさしいメロディとウツの声が織り成す暖かいひと時でした。

■5曲目 『PRIDE IN THE WIND』

木根さんがピアノを弾き、ハモリがとてもきれいに響いていました。
木根バラ健在です。

■MC

小室さんが音楽の話をしようということで今回の小室さんの機材の話。
シンセとかオルガンとか70年代でそろえてみたそうです。
ただ、木根さんは昭和30年代の流しのイメージにしたそうで。
よく今まで合ったなぁとウツ。
ここで木根さんのライブの告知が入り、これをネタにまた漫談が始まりました。
一人で回っているという話から、大道芸人みたいに一人でパーカッションからコーラスまで全部こなそうみたいな話になって
挙句の果てに、くいだおれ人形買って、その格好で心斎橋で流しをと言うお話になりました。
で、電気が止まっても木根さんがいればライブは大丈夫だねと。
ここでウツからメンバー紹介がありました。
ドラムス「そうる透」
ギター「北島健二」

■6曲目 『CLOSE YOUR EYES』

SPEEDWAY 時代の曲ということでこの曲でした。
原曲をよく知らないのですが、よい感じですね。
間奏でウツが観客にここはこう乗るんだよって感じで手本を示してくれてたので、初めてでも心地よくノレました。
間奏かっこいいですね。

■7曲目 『GIRLFRIEND』

機械的なシンセのリフに所々聞こえてくる小室さんのピアノ。
ウツの透き通った声。
それに重ねるそうる透さんの力強いドラム
それがうるさくなくいっそう雰囲気を盛り上げ会場に響き渡ります。
シメは木根さんのハーモニカでした。

■8曲目 『SEVEN DAYS WAR』

ウツのボーカルから入りだんだん伴奏が増えていきます。
間奏での大合唱は会場の一体感を高め大変心地よい雰囲気が最高でした。
最後のサビが終わり大合唱に移る直前にギターソロ部分が追加されていました。
最初は戸惑ましたが、よい感じに今でもメロディが耳に残っています。

■9曲目 『TK HITS!!(TOGETHER NOW)』

小室さんのソロのコーナーです。
これも原曲をあまりしっかり聞いていないのですがTKらしいシンセと
力強いドラムがよかったです。

■10曲目 『KISS YOU』

はけていたウツがステージ中央から登場。
ウツのとても色っぽい感じが最高です。
ラップのようなメロディに合いの手を入れる観客。
アレンジはmore rockに近い感じでした。

■11曲目 『RESISTANCE』

TMのなかでもかなり好きな曲です。
うれしくってノリノリで踊ってました。
最後は小室さんのオルガンで情緒的に終了。
あぁ生演奏ってよいなぁと感じました。

■12曲目 『BE TOGETHER』

前奏が始まったとたん会場が盛り上がりの準備を始めだします。
やはりこの曲はライブで聴くのが一番最高!
会場の一体感はすごいものがあります。
跳ねまくって曲の途中で足が動かなくなりましたがなんのその。
ふらふらになりながら最後まで暴れてました。

■13曲目 『TK KEYBOARD SOLO(TIME TO COUNT DOWN)』

演奏が始まると会場が次に続く激しさに身構える曲です。
今回はソロなので前奏のみの演奏でしたが・・・

■14曲目 『CAROL』

小室さんの指から紡ぎだされる美しいメロディ。
その美しいメロディに合わさっていくそうる透さんのドラム。
木根さんのギター。
ジャズのセッション風に重なっていくリズムとメロディ。
今までのツアーで聞いていたCarolとは全くイメージが違いますが、
今回のツアーの大きな見せ場となる演奏でした。
ドラムのリズムにつられる様に激しくなっていく奏でられてく小室さんのピアノ
それに答えるようにさらに激しくなるドラム
そしてひとつの見せ場を作った木根さんの超絶技巧なギター
それをサポートするように奏でられる北島さんのギター
いつもの小室さん主導な演奏ではなく、全員の演奏が折り重なり、時間をわすれて引き込まれていきました。
この演奏には観客全員が惜しみない拍手をささげたのではないでしょうか。

■15曲目 『MALIBU』

そしてインスト物最後。
前の演奏で見せたドラムのすばらしさにあわせ
小室さんのソロ、北島さんのソロ、二人が競い合い、お互いを高みに上らせていくような演奏。
CDで聴くより格段にレベルの高いMALIBUでした。
そして忘れてはならないのが木根さんのベース。
今回はミュージシャン木根尚登をみせてもらいました。

■16曲目 『LOVE TRAIN』

すばらしい演奏の後の興奮冷めやらぬ中、前奏の効果音が鳴り出します。
そしてリズムを刻みだすドラム。
会場が一体になっての演奏でした。
この時KEIKOが来ているのに気づきました。
LOVE TRAINをノリノリ踊ってました。さすが小室さんの奥さんですね

■17曲目 『WELCOME BACK 2』

そして会場の興奮が最高潮に達した所でこの曲。
CAROLの頃の雰囲気を持つAメロからBメロ。
そして、タイムマシーンの様に時代を駆け巡るさまざまな名曲
この曲もCDよりライブで聴くと格段にかっこよく聴こえました。

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■MC

ここのMCの内容はほとんど覚えてません。。。。
ので次へ。

■18曲目 『BEYOND THE TIME』

ギターのコード音から始まる前奏。
ウツの伸びやかな声と木根さんのコーラス。
TMの中でもトップクラスに好きな曲。
アレンジはほぼCDと同じですがサックスのソロの部分がギターソロに変わってました。
きれいでかっこいいギターソロでした。

■19曲目 『GET WILD 』

前の曲の終わりから続く小室さんのオルガンがサビのメロディをかなで出します。
そして音遊び的なサンプリングの演奏。
それが終わり曲が始まります。
会場の盛り上がりは一気に最高潮に達します。
ステージとオーディエンスの距離が零になりだれもが永遠に続いてほしいと願う時間。
最後のサビが終わり後奏でウツが「GET WILD END TOUGH」と声をかけると
木根さんがそれに答えるように「ひとりでも~」と返していたのが印象に残っています。

 

■総評

今回はツアー終盤とあって完成度が高いライブだったと思います。また昨日(17日)よりも会場のノリがよく、メンバーの乗りもよかったのでは思います。(ミスもありましたが)
そうる透さんの力も大きいのではないでしょうか。
2007/11/2の時はドラムがTMに馴染んでいない様に感じましたが
今回はしっくりきていましたし、
なによりTMのライブに新しい息吹を吹き込んでくれたように感じました。
今回のCarolはそうる透さんだったから今回のようになったように思います。
今回のツアーは映像として残るのかな?
ぜひ残してほしいものです。
もう一回観たいです。

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